木地雅映子という小説家
「氷の海のガレオン」
あらすじ
斉木杉子、十一歳。自分の言葉を持つがゆえに学校に居場所のない少女は、「学校なんてなけりゃいい」と思った。そして、自宅の庭に生えるナツメの古木に呼びかける。時々、心にねじをまくように。ハロウ―。ヤングアダルト小説ファンの間で「何度も読み返したくなる一作」として語り継がれてきた名作
ずっともやもやと感じてたものが言語化されていてこういうことだったのかとスッキリした。
人って生まれた時に
種を1つもらうと思うんです。
みんな自分の種を育てて。
だけど、その種を摘み取られてしまうのが学校という場所。それを肌で感じてものすごく怖かったし、「もらったから育てただけなのに。」
と腹立たしくもあった。
だけど自分の感性も嫌いになれない。
みんなに合わせることは簡単できっと自分の感覚を鈍くすることも出来る。
だけど、だけど。したくない。
いかに自分の濃度を高く保てるか。
嫌いな場所や嫌いな人の中で育まれた価値観を持ちたくないし、そんな価値観を持っていたらきっと自分のことも好きになれない。
好きな人や、心地いい場所、好きな本や、映画で育まれるべきでそのためには、正しく引きこもる、正しく孤独でいることが大切だと思う。
学校って危険。
星野源
最初に彼のことを知ったのは「LIFE!」というコント番組で(今はもう出演していない)。
最初は俳優だと思ってたけどある時に
「歌もやってるらしいぞ!?」と知りTSUTAYAに行った時に試聴してみてすぐに借りることを決意。それからずっと好き。
初めて聴いたのが1stアルバム
「ばかのうた」
今のアップテンポで明るい曲を
笑顔でなんとも楽しそうに歌っている彼しか知らない人が聴いたらびっくりするんじゃないかな。
初めて聴いたのが「ばかのうた」だったから
最近の曲を聴くと「あー幸せなんだろうなー」と妙に安心する。
売れてから売れる前の方がよかった的なソレではなく、純粋に。
1stアルバムから今の音楽までを順に聴くと、彼の精神史のようなものが垣間見えて
今の星野くんの音楽をより楽しめるようになります。
「ばかのうた」、おすすめです。
ヒミズ
ハードとか重いとか言われがちで、
それも間違いではないんだけど、
それだけじゃない。
心に重いものを持っている人にこそ観てほしい。きっとこの映画に隠された優しさを
見つけることが出来るから。
予告編
https://m.youtube.com/watch?v=1npnMM2-6p8
DVD
石橋杏奈論
今後ブレイクすると思う女優の1人。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E6%9D%8F%E5%A5%88
若手の俳優って地で演技する人が多いんですよ、菅田将暉とか間宮祥太朗とか。
だけど彼女は違って圧倒的に技術派で、
いわゆる脇役で映えるタイプですごく上手い。
同年代の女優で1番上手いんじゃないかな。
彼女の演技には彼女自身の感情がびっくりするくらい反映されてないんですよ、
かといって役の感情が反映されてる訳でもなく。
こういう演技って舞台出身で、遅咲きで、
息が長いベテラン俳優の演技なんですよ。
抜群の安定感を持った。
だから技術で補えているんですけど、
彼女場合は素人の私にも魂が躍動していないと
伝わってきてしまう。
これが素晴らしいポテンシャルと実力を持ち合わせているのにブレイクしきらない要因だと思う。
観てても「あ、上手いな」としか思わないんですよ。こう、心が動かないというか。
だけど、面白いことに彼女がバラエティ番組に
出演している時も演技で受けた印象と全く変わらないんですよ。
星新一のボッコちゃんに収録されている
「雄大な計画」という短編小説があって。
要約すると
会社Aに入社した主人公に最近勢いがいい
ライバル会社Bにスパイとして送り込まれるんですよ。
それでその会社の秘密を知るために努力して
どんどん昇進して会社を大きくして最終的にBの社長になってしまう。
秘密を報告したらいい席を空けておくとA言われたけれど、今の方が地位がいいと判断して断る という話。
きっとこの主人公は普通にBに入社しているとここまで出世していないと思うんですよ。
この話を読んだ時に彼女の顔が浮かびました。
感情を込めて生きてないみたいに。
まるで違う世界があることを知ってるみたいに。
彼女が熱を持った時"石橋杏奈"は覚醒する。